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【News】 エディットふくしま4号、12月1月合併号刊行

エディットふくしま4号(12月、1月合併号)が刊行されました。

<内容>
・ 巻頭詩  噛む  ー 草野心平 -       
・ 特集 「新地方(ぢかた)学入門」 12月23日開催レポートを含む
・ ふくしまを結う     大熊町              
・ 福島の本棚      「震災と原発3 原発関連死」 
・ ふくしまへのメッセージ 
・ 福島の紙面から   11月中旬から1月中旬まで
 
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新春の福島をイメージした表紙をデザインしたのは緒方志郎さん。
福島の四季の変化を色合いだけで表現することに挑戦してくれてます。

・地方(ちほう)から地方(ぢかた)へ
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今回の特集は「“新地方(ぢかた)学入門”」。12月に東京公演(豪徳寺本楼)で開催した内容を加筆して掲載しています。
新渡戸稲造は、「農」の考えも深めています。“農”という字には、「つとめる・はげむ・いそしむ」という意味の他に、「あつい・てあつい・こまやか」の意もかつては含まれていました。福島の地に根差したものを考えるには、「農」がきってもきれないものになるだろうと思います。
福島の農業は、「一次産業」×「二次産業」×「三次産業」=「六次産業」化へ進んでいます。
新しいカタチを提唱するふくしまの農には、これからも注目していきたい。


・日々“福島で生きることの意味”と向き合う
昨年1年間で福島県の震災関連自殺は19名でした。岩手、宮城を入れた被災三県では22名。
福島が8割以上を占めています。この数字を見ただけで、福島の人々の置かれている状況を知ることが出来ます。
日々を生きる、それだけでも苦痛になっていく、この流れを少しでも変えられればと願ってやみません。

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福島の本棚は、福島民報社が編集をした良書「福島と原発3 原発事故関連死」についてです。
原発事故後のストレス、心身の変調、この先生きている意味が分からなくなるなどが多様な背景があると思いますが、死へ向かう方も多くいます。この本を通して見えてくる福島について代表・田母神が書いています。


4号の感想も届いています。

・ 本日エディットふくしま、届きました。いつもありがとうございます。
  今回の内容は、いつにも増して胸が締め付けられるようでした。  (福島市 女性)

・「エディットふくしま」を読むと、もう少し頑張ろうと励まされます。   (大熊町 女性)

・この度は、「エディットふくしま vol.4」 をありがとうございました。
 毎号、真剣に読ませていただいています。

 今回もずっしりとしていて、紙面を開くと、福島だった。
 どこでもドアではないですが、「エディットふくしま」を読むと私の意識も感覚も福島につながります。
 不思議な感覚。
 現実の福島と「エディットふくしま」の福島。
 おぼろげなのは現実の方で、クリアなのは「エディットふくしま」。
 鈴木さんの書かれた文章が、私に「真実」の受け渡しをしてくれているのだと思います。
 事実と真実は違うと良く言われるけれど、
 「真実」には、人やこの世のまるごとすべてが現れるのだと思います。

 次号も期待しています。本当にありがとうございました。         (東京都 女性)


みなさま、どうぞご覧くださいませ。

「エディットふくしま」は無料配布しております。
・ 編集工学研究所     (東京都世田谷区豪徳寺)
・ わたす日本橋       (東京都中央区日本橋)
・ おだがいさまセンター  (富岡町仮設住宅内 福島県郡山市) 
・ 福島ミドリ安全株式会社 (福島県郡山市)
・ ネッツトヨタ郡山      (福島県郡山市)
・ 福島県立図書館

送付申込み先

 ふくしま再生プロジェクトの会 事務局 鈴木
 郡山市小原田4-12-13
 FAX 024-942-6406  E-mail skyasu39@ybb.ne.jp

【News】ふくしま新発見講座開催!12/23(水)

12月23日(水)、「ふくしま新発見講座」~新地方学入門~ 開催。
当日は、松岡正剛校長も参加予定!
 
 内容  天の部/地に根ざすものと編集:新地方学への誘い … 田母神顯二郎
      地の部/蛙の里・川内村探訪記:映像とスライド
      人の部/3.11後のフクシマを生きる           … 鈴木康代

 日時  2015年12月23日(水)14:00~17:00(受付開始13:30)

 場所  イシス豪徳寺本楼

 お申込み E-mail skyasu39@ybb.ne.jp
       TEL  090-8782-2774
       担当  鈴木康代  (お問い合わせもお気軽にどうぞ)

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【12/23開催】「ふくしま新発見講座 地方学(ぢかた)入門」

         ご挨拶

 私たち「ふくしま再生プロジェクトの会」は、東日本大震災直後から福島県内でボランティア活動を続けてきた鈴木康代を中心に、
松岡正剛氏が主催するイシス編集学校で知り合った有志が集まり、三年前に結成されました。
 これまでチャリティ・コンサートや仮設住宅訪問、被災地見学ツアー、月刊誌「エディットふくしま」の刊行などを通し、〝心と心
をつなぐ〟ということを大切にしながら、震災と原発事故で深く傷ついた福島の人たちに寄り添い応援する活動を行ってきました。また、福島の人たちの「声」や現状をできるだけ他地域のひとに伝えることにより、福島で起きていることを〝自分事〟として考えてくれる人たちを少しでも増やし、孤立と分断が進む福島の現状を少しでも変えていくことを目指してきました。
 震災後4年9ヶ月が過ぎた今も、10万人以上の福島県民が避難生活を余儀なくされています。農業を始め産業の一部に回復の兆しが見られるものの、風評や無理解のため取引価格は低く抑えられたままで、真の復興からはほど遠い状況にあります。
 今回私たちは、福島という〝土地〟で生きることの意味を確かめながら、未来に何かをつなげていくために、一歩一歩、歩み始めている方たちを紹介したいと思います。同時に、〝中央〟から押しつけられたものではなく、〝その地に根ざした〟独自の文化の価値を再評価するための思想と方法を確立していきたいと考えています。
 そのためのヒントが、明治末年、新渡戸稲造や柳田國男らによって唱えられた「地方(ぢかた)学」という発想です。「地方(ちほう)」という言葉が、結局は「中央から見た地方」という構図を暗黙のうちに負わされてしまうのに対し、新渡戸や柳田らの唱えた「地方(ぢかた)学」は、自分たちの郷土への愛と知識を深め、誇りをもって自立していくために構想されたものです。またこれは急速に西欧化が進む中にあって、「日本という方法」(松岡正剛)を守りぬき、世界における日本独自の道を創造するためのものでもあったのです。
 とはいえ、堅苦しい座学の会にするつもりはありません。 私たちが取材した福島県川内村とそこでユニークな農法を実践されている秋元さんの話や大熊町で被災され別の土地で第二の人生を歩み始めた池田さんの話を通し、今の日本に欠けているもの、ひいてはこれからの〝編集〟に求められるものを共に考え、語り合う会にできたらと思います。
 ささやかながら、福島の美味しいお菓子や名物もご用意いたしますので、どうかお気軽にご参加ください。心よりお待ち申しあげております。
 なお、皆様からいただきました活動支援金は、2016年3月に行われる福島でのチャリティーコンサートの費用にあてさせていた
だきます。 
             「ふくしま再生プロジェクトの会」
                         田母神顯二郎 
                         鈴木康代

              記

================================
 タイトル 「ふくしま新発見講座 〝新地方(ぢかた)学入門〟」
 日時  2015年12月23日(水)14:00~17:00(受付開始13:30)
 場所  イシス豪徳寺本楼(編集工学研究所)

 お申込み E-mail skyasu39@ybb.ne.jp
       TEL  090-8782-2774
       担当  鈴木康代
     (お問い合わせもお気軽にどうぞ)

 *活動支援金として当日2000円ほどご用意いただけると幸いです。

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【編集工学研究所】
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[住所]
 〒156-0044 東京都世田谷区赤堤2丁目15番3号
 tel: 03-5301-2211(代表)
[アクセス方法]
 ・小田急線・豪徳寺駅より徒歩7分
 ・東急世田谷線・山下駅より徒歩7分
[駅からの道順]
 ・山下商店街を直進し、「松原六丁目」交差点を左折。
  赤堤通りを2分ほど直進、右手に見える白い建物が編集工学研究所です。
  赤い文字の「ISIS」の看板が目印です。
[タクシーの場合]
 ・赤堤通りを環7方面から環8方面に向かって右側、
  松原6丁目交差点から、3つ目の路地の角です。

【開催挨拶】11/23(日)郡山開催のご案内

郡山公演が来週末に近づいてきました。
みなさま、口笛の音色に耳を澄ませながら、癒しのひとときをお過ごしくださいませ。

<概要>
日 時: 11月23日(日) 開場 13時30分  開演 14時  (17時終演予定)
場 所: 市民交流プラザ 大会議室
       ビックアイ7階(郡山駅前)  郡山市駅前二丁目11-1
演 目: 口笛、バイオリン、ピアノの演奏、朗読
       東京から福島へのメッセージ紹介
       ふくしまをめぐる話など


○「ふくしま、ひとしずくの物語」開催につきまして、代表田母神からのご挨拶をこちらでご紹介いたします。


                  「ふくしま、ひとしずくの物語」の開催ご案内


 東日本大震災から3年半あまりが経ちました。今なおご苦労が続いている福島のみなさまに、心よりお見舞いを申し上げます。
 昨年私たちは、思いを共にする仲間と「ふくしま再生プロジェクトの会」を立ち上げ、東京と福島で「宮澤賢治と<再生>の物語」と題するイベントを開催いたしました(11月、12月)。今年もまた、東京・豪徳寺(10月19日)での公演に引き続き、「ふくしま、ひとしずくの物語」を郡山で開催できることを心から嬉しく思っております。
 この間、私たちは被災地訪問や仮設住宅でのチャリティコンサートを続け、福島の多くの方々と出会い、お話を聴く機会が持てました。去る10月19日の東京公演では、私たちが撮影した映像もまじえ福島の現状を知らせ、福島の「声」を伝えることに努めました。当日は、東京近県だけではなく、名古屋や関西地方からも参加者があり、また公演の模様は、インターネットを通じて全国各地の支援組織にも配信されました。福島との距離が縮まった、福島で起きていることを他人事ではなく自分の事として引き受ける機会を持てた、との声をいただき、福島の皆さんに向けたメッセージもたくさん預かっております。
 来る11月23日の郡山公演では、こうしたメッセージもご紹介させていただきながら、世界的な口笛奏者・柴田晶子さんとピアニストの松田光弘さん、福島県出身で仮設住宅訪問活動をずっと続けてこられたバイオリニストの山本智美さんの演奏などを聴いていただき、憩いの時をもっていただけたらと思っております。
 私たちの活動は、国外を含め、福島と他地域の人たちの心と心を結び、新たなネットワークを広げていくことをひとつの目的としています。そのためにも、「心のふるさと」や「思いのひとしずく」というものを大切にし、その源流が「ふくしま」にこそある、と訴えつづけてまいりました。<痛み>を知る多くのひとの「心の再生」を通し、ほんとうの復興が果たされていくことを、私たちは願ってやみません。
 この活動は、頑張っている福島のみなさんに励まされ、力を頂いてきたことへの、ささやかな恩返しでもあります。当日は、打ちとけた、アット・ホームな会にしたいと思っておりますので、どうかお気軽にお越しいただければと思います。
 みなさまのご来場を、心よりお待ち申し上げております。

                            ふくしま再生プロジェクトの会代表 田母神 顯二郎


       ---------------------


ただ今、郡山公演のチラシの配布をしています。
ご希望の方は、ご連絡いただければお送りしますので、遠慮なくお話しかけくださいませ。
その中で、「この樹木の写真は、どこですか。行ってみたい」という声をいただきました。
番外編として、少しご紹介いたします。

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南会津 大松川不動尊 樹齢350年の桂の木です。
地元では、愛着をこめて「お不動さま」と呼んでいます。
今年、この地を訪れた時に撮影しました。

根元より湧き出す清冽な清水は、不思議な潤いの空間を作り出していました。
悠久の昔から清水は滝となり、小川となり大地に恵みを与えてきました。
生命力あふれる樹木です。

ここからの一滴のしずくが、大地に恵みを与えて、豊かな福島を育んできのだと思います。
ここには、時間も物理的距離も越えて、私たちの源流の一滴のしずくがあるのかもしれません。

みなさまのご参加、心待ちにしております。

【ご案内】11/23(日)郡山開催!「ふくしま、ひとしずくの物語」

11月23日(日) 福島県郡山市にて、「ふくしま、ひとしずくの物語」を開催します。

この会は、福島と東北の役に立ちたいという思いをもった人と福島の人たちの
心と心をつなげる憩いの催しです。
当日の主な内容は、バイオリニスト山本智美さん、口笛奏者柴田晶子さん、
ピアニスト松田光弘さんの音楽コンサートと「ふくしまへおくる言葉」や詩の
朗読です。

アットホームな雰囲気の中で、「心のふるさと」としての東北を感じるひと時
になればと思います。

「ふくしま、ひとしずくの物語」は、10月にも東京で開催し、「ふくしまのために
何かしたい」という気持ちで集まっていただいた皆様の「ふくしまへの想い」も
お届けします。

当日は、参加無料でございますので、みなさまお誘い合わせの上、いらして
くださいませ。
(お席の用意がございますので、なるべく事前に申込みを下さいませ)

*****

<概要>

 日 時: 11月23日(日) 開場 13時30分  開演 14時  (17時終演予定)
                  
 場 所: 市民交流プラザ 大会議室
       ビックアイ7階(郡山駅前)  郡山市駅前二丁目11-1
       
 演 目: 口笛、バイオリン、ピアノの演奏、朗読
       東京から福島へのメッセージ紹介
       ふくしまをめぐる話など

 出演者: バイオリニスト 山本智美さん (福島県出身、埼玉県で「森の音楽アトリエ」開設)
       口笛奏者    柴田晶子さん (国際口笛コンクール優勝)
       ピアニスト    松田光弘さん (Real Rockでメジャーデビュー)

 参加無料 どなたでもご参加いただけます!

 申込先: skyasu39@ybb.ne.jp 、090-8782-2774 (鈴木)
      ※お申込みご希望の方は上記のメールアドレス、電話番号へ
      「氏名」と参加人数をお知らせください。

 ※ 平成26年度公益信託うつくしま基金助成事業

 皆様のご参加を心からお待ちしています。

 ***

 主  催 : ふくしま再生プロジェクトの会     
 メンバー : 代表 田母神顯二郎
         米山拓矢、森井一徳、岡村豊彦、宮前鉄也、鈴木康代

 問い合せ : ふくしま再生プロジェクトの会 鈴木
 (申込み)   skyasu39@ybb.ne.jp
          090-8782-2774

<会場地図>


2014)郡山公演5

【ご案内】10/19(日)「ふくしま、ひとしずくの物語」東京、豪徳寺にて開催!

10月19日(日)東京、豪徳寺にて、ふくしまのイベントを開催します!
昨年は、宮沢賢治から東北、福島の再生物語を開催しましたが、
今年は、口笛とピアノの演奏と共に「智恵子抄」の朗読、ふくしまの
原郷の映像とふくしま語りが、ゆっくりと交差する時間をお届けします。

ぜひ、多くの方にいらしていただきたいと思っています。

*****

「フクシマ」から「ふくしま」へ。

 震災から3年半。福島が記号化されて削ぎ落とされるもの、復興
 が数値化されてこぼれ落ちるもの、これらの断片を見続け、ふく
 しまを再編集することで、喪失から再生への方法を考え続けてい
 ます。

 タイトルは
  「ふくしま、ひとしずくの物語 -再生へ祈りを込めてー」
 
 松岡正剛の校長校話『方法の瀬を渡る』のなかに出てくる、
 「われわれは、一滴のしずく。編集は一滴のしずくから始まる」
 という一文をふまえて名づけております。

 ―陸奥の真野の草原遠けども面影にして見ゆといふものを―

 「陸奥の真野の…」は万葉集にある和歌です。真野は現在の福島県
 南相馬市のあたりです。歴史を振り返ると、驚くほど“豊かな東北”
 の姿が浮かび上がってきます。それは、ほんとうの豊かさを考える
 ことにもつながっていくことと思います。当日はそういったお話し
 も共有できればと思います。

 <概要>

 日 時: 10月19日(日) 14時より(17時終演予定)

 場 所: 豪徳寺・本楼                         
 演 目: 演奏、朗読、映像、ふくしまをめぐる話など

 出演者: 世界的な口笛奏者 柴田晶子さん
       ピアニスト    松田光弘さん
       朗読 劇団百景社 鬼頭愛さん

 会 費: 2,000円(税込) 当日ご持参願います。

 申込先: skyasu39@ybb.ne.jp
      ※お申込みご希望の方は上記のメールアドレスへ
      「氏名」と参加人数をお知らせください。

      イシス編集学校 イベントページ
      http://es.isis.ne.jp/fukushima.html
 
 当日は、口笛やピアノの音、朗読する言葉、福島の映像、福島の
 語りを交差させて、遠く離れたふくしまの面影を感じつつ、3.11
 で何が変わり、変わらないのか、ここも一緒に考えていきたいと
 思います。

 皆様のご参加を心からお待ちしています。

 ***

 主  催 : ふくしま再生プロジェクトの会     
 
 メンバー : 代表 田母神顯二郎
           米山拓矢、森井一徳、岡村豊彦、宮前鉄也、鈴木康代

 協  力 : イシス編集学校

 問い合せ : ふくしま再生プロジェクトの会 鈴木
 (申込み)   skyasu39@ybb.ne.jp
          090-8782-2774

Fukushima最終版



プロフィール

事務局 

Author:事務局 
代表 田母神顯二郎
(明治大学文学部教授)

活動内容 (2013年~)
・「仮設住宅訪問活動(チャリティコンサート開催)」(富岡町、大熊町、浪江町など)
・「福島考え巡る1日企画実施(震災語り部と被災地ツアー)」
・「東京と福島を繋ぐ復興イベント開催」(明治大学、豪徳寺開催)
・「福島新発見(福島の知宝の掘り起し)」など

メンバー 8名
事務局 鈴木
所在地 福島県県郡山市

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