【ご報告】3/8仮設住宅にてチャリティコンサート
まもなく東日本大震災から4年になる3月8日(日)、郡山市にある富岡町の仮設住宅内にあるおだがいさまセンターにて、「バイオリン&ピアノ音楽チャリティーコンサート」を開催しました。こちらには、富岡町、川内村、双葉町の住宅があります。
会場には、仮設住宅に住む方だけでなく、借り上げ住宅、郡山市内の方々が、来場されました。中には、震災の語り部をしてる方もいて、自分たちが原発事故に避難してきた過程、今の仮設住まいの現状をなかったことにならないで欲しい、という気持ちを話してくださいました。
この日は、東日本大震災の鎮魂の祈りを込めて、キャンドルを設えました。
この灯は、演奏曲により、色合いが変わり、普段蓋をしていた私たちの思いに光をあててくれました。

会場には、名古屋・東京から、郡山から、美味しいお菓子が並びました。ご厚意ありがとうございました。
◆ 13:30 開演
代表・田母神顯二郎から、富岡を訪れたこと、この活動についてとふくしまへの思いが語られます。

演奏のスタートです。
みなさんに馴染みのあるNHK朝の連続ドラマの曲「ひまわり」、東日本大震災の追悼では「アヴェマリア」、いわき市薄磯地区に立つ塩屋埼灯台を舞台にした美空ひばりの「みだれ髪」などを演奏くださいました。
バイオリン 山本智美さん、 ピアノ 今川瑠美さん 歌 宇佐見京子さん

声楽家宇佐見さんは、現在埼玉県に住んでいますが、富岡町に嫁いで子育てをし、震災当日まで住んでいました。
「福島のために、私も歌いたい」と今回出演されました。現在は、おだがいさまセンターで月2回歌の教室をされています。

会場では、歌いながら、涙する姿もありました。言葉に出来なかったこれまでの思いが会場に共鳴していきます。
温かく、心打ち解けられる場となっていきました。

震災後、福島のために仮設住宅や福祉施設で演奏活動をしている山本智美さん。県外でも復興コンサートに出演しています。ピアノ今川さんは、郡山市在中。ピアノ講師をしながら、演奏活動を続けています。息の合った音楽に、会場では、手拍子もおきていました。

津波で流され、自宅がない方、帰宅困難区域で自宅に帰れない方々、演奏と共に歌いながら、ふるさとを思い出していました。自宅が津波で流され、何もなくなったと話す方は、今、ご自身で震災を語ることをされています。何かを手渡していきたい、その思いが伝わりました。

最後には、写真を撮ろうとなり、みんなで記念撮影です。
私たちがうかがうことを心待ちにしてくださった方もいて、「これを伝えたかった」と話しかけてくださいました。
みなさま、ありがとうございました。
東日本大震災から4年が経ちますが、これからも福島を考えていきます。
レポート:鈴木康代
会場には、仮設住宅に住む方だけでなく、借り上げ住宅、郡山市内の方々が、来場されました。中には、震災の語り部をしてる方もいて、自分たちが原発事故に避難してきた過程、今の仮設住まいの現状をなかったことにならないで欲しい、という気持ちを話してくださいました。
この日は、東日本大震災の鎮魂の祈りを込めて、キャンドルを設えました。
この灯は、演奏曲により、色合いが変わり、普段蓋をしていた私たちの思いに光をあててくれました。

会場には、名古屋・東京から、郡山から、美味しいお菓子が並びました。ご厚意ありがとうございました。
◆ 13:30 開演
代表・田母神顯二郎から、富岡を訪れたこと、この活動についてとふくしまへの思いが語られます。

演奏のスタートです。
みなさんに馴染みのあるNHK朝の連続ドラマの曲「ひまわり」、東日本大震災の追悼では「アヴェマリア」、いわき市薄磯地区に立つ塩屋埼灯台を舞台にした美空ひばりの「みだれ髪」などを演奏くださいました。
バイオリン 山本智美さん、 ピアノ 今川瑠美さん 歌 宇佐見京子さん

声楽家宇佐見さんは、現在埼玉県に住んでいますが、富岡町に嫁いで子育てをし、震災当日まで住んでいました。
「福島のために、私も歌いたい」と今回出演されました。現在は、おだがいさまセンターで月2回歌の教室をされています。

会場では、歌いながら、涙する姿もありました。言葉に出来なかったこれまでの思いが会場に共鳴していきます。
温かく、心打ち解けられる場となっていきました。

震災後、福島のために仮設住宅や福祉施設で演奏活動をしている山本智美さん。県外でも復興コンサートに出演しています。ピアノ今川さんは、郡山市在中。ピアノ講師をしながら、演奏活動を続けています。息の合った音楽に、会場では、手拍子もおきていました。

津波で流され、自宅がない方、帰宅困難区域で自宅に帰れない方々、演奏と共に歌いながら、ふるさとを思い出していました。自宅が津波で流され、何もなくなったと話す方は、今、ご自身で震災を語ることをされています。何かを手渡していきたい、その思いが伝わりました。

最後には、写真を撮ろうとなり、みんなで記念撮影です。
私たちがうかがうことを心待ちにしてくださった方もいて、「これを伝えたかった」と話しかけてくださいました。
みなさま、ありがとうございました。
東日本大震災から4年が経ちますが、これからも福島を考えていきます。
レポート:鈴木康代